2022年度に、厚胤塾 長野上田校から、福井大学医学部に合格した宮下大樹さんにお話をうかがいました。
合格大学:
福井大学医学部医学科
東京理科大学理工学部物理学科 など
出身高校:
長野県上田高等学校
「自分は基礎が全然できてなかった」と気づいた
厚胤塾に入塾したきっかけを教えてください。
宮下さん:厚胤塾に入塾したのは、浪人を決めたときです。
現役のときに受験で合格した大学はあったものの、高校時代はそこまで勉強に打ち込めていなかったので、浪人して本当にいきたいと思える大学にチャレンジしたいと思ったんです。そのタイミングで、過去に別の塾で授業を教えてもらった内藤先生が塾を立ち上げるという話を友人から聞き、興味を持ちました。
その後、内藤先生に進路相談も兼ねて厚胤塾についての話を聞き、入塾を決めました。
入塾するうえで“決め手”になったことはありますか?
宮下さん:厚胤塾の入塾テスト(※)を受けた後の解説授業が印象的でした。
東京でも活躍されている先生方が基礎となる“考え方”から教えてくれる解説授業を通して、「自分は基礎が全然できてなかった」と気づかされたんです。現役のときに通っていた塾の教え方とは全く違っていて、衝撃を受けましたね。
内藤先生も親身に相談に乗ってくださって、ここ(厚胤塾)だったら、しっかり基礎を学びながら、モチベーションを維持して勉強できそうだなと思いました。
(※)入塾テストは選抜クラスのみ実施
偏差値【59.0】→偏差値【72.7】に。厚胤塾で獲得できた“武器”とは?
実際に入塾してみていかがでしたか?厚胤塾が役立ったところを教えてください。
宮下さん:小手先の暗記ばかりでアウトプットの機会がない受験勉強は、未使用の武器だけ揃えて使えないまま戦場に行くようなものだと思うんです。
その点、厚胤塾では基礎をごまかさずに教えてくれるだけでなく、それを短期間で習得することで、アウトプットの演習時間を十二分に確保することができました。
厚胤塾では、基礎をパターンや公式として覚えるのではなく、なぜそれが成り立つか、なぜそのような考えが生まれたか、さらには入試問題の作問がどのように作られるのかという根本的な考え方から学べます。
地元の高校や塾の授業で得られる武器が“槍だとしたら、厚胤塾で授かる武器は“戦車”のイメージでしょうか(笑)。学んだ基礎を使いこなせるまでには苦労しましたが、演習問題を繰り返して使えるようになってからは、一気に成長を感じられました。
また授業や質問について、ただパターンに当てはめるのではなく、基礎を論理立てて教えてもらえたのも良かったです。どの科目でも、定義や本質といった根本からしっかり学ぶことができました。
厚胤塾に通って、成績は伸びましたか?
宮下さん:特に演習期間で、成績がぐっと伸びました。数学はもともと得意だったものの、現役の秋頃には偏差値59くらいだった成績が、浪人して夏頃に受けた模試で偏差値70を越えたのが印象的でした。偏差値が30以上伸びている友達もいましたね。
ここまで伸びた理由としては、授業を通して基礎を手に入れるとその科目を本質から理解できるので、さまざまな応用が効くようになったのが大きいと思います。それまでバラバラだった知識が紐付けされて、1つの問題を解くにもいろいろな考え方を応用できました。
深みのある内容をコンパクトに詰め込んだ記述が、高得点に繋がった
特に伸びた科目、苦手を克服できた科目について詳しく教えてください。
宮下さん:特に伸びたのは数学と物理です。どちらも、記述が急激に伸びました。
現役時代には、ただ公式を当てはめて答えを導くレベルの答案しか書けておらず、小手先のテクニックのような解答で満足していて、基礎力が全く足りていなかったことに気づかされました。厚胤塾で定義や考え方などを根本から学んでからは、当初、自分では全く思いつかず突拍子もなく思えた問題集の答案も当たり前のように自力で思いつけるようになったほか、無駄なく深みのある内容を詰め込んだ答案を書けるようになりました。入試本番で採点するのは深い知見のある大学の先生なので、記述ではそこも評価していただけたんじゃないかと思います。
苦手だった英語も、それまでの“雰囲気読み”を脱して構造を捉えられるようになり、読み方や解釈の仕方が大きく変わりました。結果、成績の伸びにも繋がりました。
入塾を検討している後輩へ、メッセージをお願いします。
宮下さん:厚胤塾は、今いる環境を変えたい人、目標とする大学に本気で入りたいと思っている人には最適な塾だと思います。本気で志望校を目指している人には、ぜひおすすめしたいです。頑張ってください!