2022年度に、厚胤塾 東京新宿校から、東京大学に合格した森川結衣さんにお話をうかがいました。
合格大学:
東京大学文科三類
早稲田大学政治経済学部
慶應大学法学部・経済学部・文学部 など
出身高校:
東京都立日比谷高等学校
「この先生の授業を受けたい!」 “国語は感覚で解く”の考えが変わった体験授業
厚胤塾に入塾したきっかけを教えてください。
森川さん:先に通っていた友達に誘われて、体験授業に行きました。受けた科目は、国語、数学、英語です。他の大手塾の体験授業も受けたときにはいまいちピンとこなかったのですが、厚胤塾の先生方の教え方は他塾と全く違っていて「この先生の授業を受けたい!」と思いました。
なかでも衝撃を受けたのが、国語の体験授業です。それまで国語は感覚で解くものだと思っていて、それで点数も取れていたし「国語は論理的に解ける」という先生の解説にも完全には納得できたことがなかったんです。
それが、厚胤塾の体験授業で腑に落ちました。緻密な論理に裏打ちされた完璧な説明を聞いて、感動したのを覚えています。
入塾するうえで“決め手”になったことはありますか?
森川さん:体験授業で高校の授業や他塾との違いを明確に感じたことで、入塾を決めました。
また高校受験では最大手の塾に通っていたので塾といえば大人数のイメージがあったのですが、厚胤塾は少人数で先生との距離が近く、手厚く見てもらえそうだと感じたのも決断の理由です。
実際に入塾してみると、代表の内藤先生に相談に乗ってもらえたり、現役東大生のアシスタントの方から話を聞けたりと、先生やアシスタントの方と気軽に話せる雰囲気がありました。内藤先生にはよく模試の結果を見てもらっていて、結果が悪いときは励ましてもらったほか、いい意味でプレッシャーをかけてもらいました(笑)。
「勉強観が180度変わった」厚胤塾で、暗記一辺倒から東大入試で求められる勉強法へシフト
実際に入塾してみていかがでしたか?厚胤塾が役立ったところを教えてください。
森川さん:どの教科でも質の高い授業を受けられて、本当に感謝しています。
特に、国語と世界史の授業は私の勉強観を180度変えてくれました。それまで国語は感覚、世界史は暗記だと思っていたんです。でも厚胤塾の授業を通して、東大入試で要求されるものは全く違うこと、そして自分がやってきた暗記や感覚に頼る勉強法では通用しないことを教えていただきました。
厚胤塾では、東大受験で求められる知識だけでは太刀打ちできない“思考力”を伸ばすことができました。もしも厚胤塾に入塾せず、お世話になった先生方に出会ってなかったら、東大入試の勉強法や作問者側が求めているものを知らないまま、暗記勉強だけで突っ込んで落ちていたと思います。
それまでの暗記と処理能力一辺倒の勉強法から脱却していくのにはかなり苦労しましたが、その分「勉強ってこんなに面白いんだ」と思えるようになりました。それも、厚胤塾の先生方が各科目の本質をわかりやすく解説してくれたおかげです。
厚胤塾に通って、成績は伸びましたか?
森川さん:高2の冬に受けた東進の東大入試同日模試はE判定、高3の夏と秋の東大模試はいずれもC判定でした。
正直、高3の夏から冬にかけてはどれだけ勉強しても伸びている実感が持てなくて、すごく苦しかったです。それでも諦めずに頑張り続けた結果、本番の東大入試では合格最低点+37点を取ることができました。諦めずに向き合った最後の1ヵ月間の伸びもあって、なんとか間に合ったのかなと思っています。
“作問者の視点”を意識した論述対策が、東大入試での得点に繋がった
特に伸びた科目、苦手を克服できた科目について詳しく教えてください。
森川さん:特定の科目大きく伸びたというよりは、どの科目も満遍なくじわじわと伸びていった印象です。
なかでも国語や世界史の論述で得点できるようになったことは大きかったです。というのも、東大の大論述で問われる力は、難関私立大で求められる細やかな知識とは全く違うんですよね。
たとえば世界史でいうと、16〜17世紀のような大きな括りのもと、当時の政治や経済を俯瞰的にとらえて比較するようなマクロな視点をも求められるので、年号や人名、出来事の暗記だけで点を取ることはできません。
厚胤塾には東大模試の作成や教科書作成に携わっている先生方もいて、「一般的な模試と東大入試では採点の仕方が全然違うからね」とおっしゃっていたのが印象的でした。そういった実力派の先生方に“作問者の視点”で押さえるべきポイントを教えてもらえたからこそ、入試本番でしっかり合格点を取れたのだと思います。
入塾を検討している後輩へ、メッセージをお願いします。
森川さん:厚胤塾の良さや違いは、体験授業を一度受けてみればわかると思います!
私は共通テストでも結果が振るわず、入試直前まで本当に苦しい時期が続きました。でも、その頃に国語の先生が授業で何気なく言ってくれた「この時期、成績がふるわなくて落ち込んでる人もいるだろうけど、諦めるのは受験が終わってからでもいい。諦めるのは今じゃなくていい」という旨の言葉に助けられて、最後まで頑張ることができました。
高校3年の1年間は、私の人生のなかで最も辛かった時期でもありますが、同時に一生の財産です。皆さんが、大学受験を通して、入試結果以外に自分の財産になるものを得られることを願っています。