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記述力•計算力といった得点力を養い、他の受験生と差をつける

関村 禪太

東京科学大学医学部医学科

関村 禪太

 

2025年度に、厚胤塾 東京新宿校から、東京科学大学 医学部医学科に合格した関村 禪太さんにお話をうかがいました。

合格大学:
東京科学大学医学部医学科
東京慈恵会医科大学医学部医学科
順天堂大学医学部医学科
日本医科大学医学部医学科(特待合格)

出身高校:
開成高校

物理学の原理原則を重視する授業内容に非常に感銘を受けた

 

厚胤塾に入塾した決め手を教えてください。

関村さん:厚胤塾から東京大学理科一類に合格された知り合いから勧められて、入塾しました。
体験授業で内藤先生の物理を受けて、物理学の原理原則を重視する授業内容に非常に感銘を受けて入塾を決めました。

物理の根幹までの理解を問う問題にもしっかり対応できた

 

実際に入塾してみていかがでしたか?厚胤塾が役立ったところを教えてください。

 

関村さん:講師やスタッフと生徒の距離が近く、気軽に質問できたのが大きかったです。

特に数学で林先生の答案の書き方は非常に参考になりました。数学力を上げることは比較的簡単ですが、それを答案として表現する記述力は上げるのが難しく、特に国公立入試において大事なので、そこを研鑽できたのは非常に良かったです。

また、鈴木先生の英作文では大学入試に留まらず、大学入学後レポートや論文においても役に立つような技術を身につけることができました。

 

特に伸びた科目について詳しく教えてください。

 

関村さん:英語です。元々英語が特に苦手で、全統でも偏差値50台だったりしたのですが、最終的には70近くまでに上がりました。鈴木先生の授業とChatGPTの活用で、英検1級合格レベルの英作文を書けるようになりました。特に順天堂大学では200語以上の英作文が短時間で課されるので、そこで完璧に近い英作文が書けたのは大きかったです。また英作文の技術が上がったことで、読解や解釈も上達し、東京科学大の医系英語にも対応することができました。

また、化学も同様に得意ではなかったのですが、高木先生の授業にしがみついていったら、全統で偏差値80以上、東大模試で70近く取れるようになりました。東京科学大の医系化学は高校化学を逸脱した発展的な内容が多いのですが、授業で扱った内容ばかりだったので楽に解くことができました。

また物理は原理原則をしっかり学ぶので、慈恵医大のように物理の根幹までの理解を問う問題にもしっかり対応し高得点を取ることができるようになっていました。

 

授業でのエピソードがあれば教えてください。また、先生や授業の印象など特徴的なことはありますか?

 

関村さん:東京科学大の医系英語は形式がかなり特殊なので約20年分の過去問を解きました。第六問の400字の論述は赤本の答えを写し、書式を真似するだけでなく、英語の講師に添削をお願いしていました。慈恵医大と同様に医系の単語が多いので、その二つの過去問で出てきた単語はカバーしつつ、英作文のテーマとしても使えるようにしていました。

数学は過去問を解いたあと、自分が受験しない大学(主に東工大や旧帝大、単科医科大)の過去問で類題を探し、その分野の多様な出題パターンをカバーしていました。市販の問題集は問題が古いことが多く、授業で扱った問題を再び解いたり、自分で近い年度の問題を探す方が良かったです。

成績推移や、模試・過去問演習の活用方法について教えてください。

 

関村さん:河合塾の第一回全統で英語が非常に悪くて偏差値55程度だったんですが、第三回では、それが70近くまで上がって、全体の偏差値も74まで上がりました。
東大模試を受けたんですが、夏も秋もどちらもA判定を取ることができました。

 

勉強方法や、勉強のスケジュールの立て方で実践していたことや、意識していたことがあれば教えてください。

 

関村さん:数学と理科は板書を見やすいようにiPad上に書き直し、先述の通り自分が受けない大学の過去問を分野別に集めて自分で問題集のようなものを作っていました。その際、本番で書くような答案を書くことを心がけていました。理科の答案の書き方というのは意外と盲点であり、そこで減点されないように心がけていました。さらに、約1ヶ月後に同じ問題を解き直すようにしていました。

また英語は英作文を特に重視してやっていました。英作文の書き方の骨子を鈴木先生に習い、ChatGPTでテーマ設定、添削、別の表現の開拓をしていました。英作文は数をこなすことが重要なので、添削をお願いすれば10秒程度で答えが返ってくるAIの活用は革命でした。

記述力や計算力といった得点力を養い、そこで他の受験生と差をつける

 

受験勉強をする上で、辛いこともあったかと思います。どのように乗り越えましたか?

 

関村さん:受験勉強以外の趣味を作っていました。21時45分まで自習室にいた後、約週4ジムで30分間自分を追い込む生活をしていました。定期的な運動で心身ともにリフレッシュするとともに、メンタル面の強化をしていました。かなりキツかったですが、やって良かったと思います。(あまりおすすめはしませんが。)

また、定期的に友人と遊びに行ってました。友人の大学生活の内容を聞き、モチベーションを保っていました。

 

厚胤塾はどのような生徒に薦めたいですか?

 

関村さん:生徒と講師やスタッフの距離が近いので、そういうアットホームな雰囲気が好きな生徒にはおすすめです。また、講師陣が圧倒的に他塾に比べ圧倒的に強いので高いレベルで勉学に励みたい人には特におすすめです。

 

最後に、これから受験を迎える後輩へのメッセージをお願いします。

 

関村さん:学力を上げるのも大事ですが、記述力や計算力をつけるといったような得点力を養い、そこで他の受験生と差をつけることも非常に大事だと思います。報われるには努力が必要条件ですからこれからも頑張ってください。